〜失敗はありません〜

皆さまこんばんは。

アミュレの徳永です。

季節外れの寒さにくわえ、
雨雲におおわれる毎日で自然と
気もふさいでしまいがちですが、
皆さま気持ちだけは、
爽やかにまいりましょう。

突然ですが皆さま、
「灰色」は好きですか?

私は大好きです。

「灰色」「ねずみ色」

「灰」「ねずみ」

正直な印象はどうですか?

何かが燃えたあとの「灰」

決して良い環境とは、
言えない所に生息する「ねずみ」

皆さまの家に「灰」が
落ちていたらどうですか?

部屋にねずみが、
現れたらどうですか?

偏見かもしれませんが、
あまり良い気持ちには
なりませんよね。

でもそんなイメージの色が、
今や定番カラーの「グレー」と
あちこちで呼ばれるようになり、
今や世界的にも愛される
人気のあるカラーになったのです。

そうなんです。

物の見方や考え方次第で、
どんな色も綺麗に見えて、
好きになれるのです。

綺麗な目の人を見ていると、
目は綺麗になるのです。

だから私は自分の色を
自分らしいと認められる
そんな「灰色」が大好きです。

少しどころか随分、
前置きが長くなりましたが、

今日は一人の少女のお話です。

私が出会ったその少女は、
ダンススクールに通う、
照れ屋で愛嬌のある少女。

そんな少女は数ヶ月前に、
ダンスの大会に出場しました。

個人ではなく団体の大会。

そして彼女はその大会で、
ミスをしてしまいました。

そのミスが影響したのか、
そうでないのか、
定かではありませんが、
結果は彼女にとって決して、
満足のいくものでは
ありませんでした。

彼女はたいそう凹みました。

「自分のせいだ…」
「みんなに迷惑をかけた…」
「自分がいなければ…」

自分の存在を認められず、
毎日のように枕を濡らし、
とても苦しい日々を
過ごしたことでしょう。

しかし、
そこから彼女は、
家族やまわりの環境にも
支えられながら、
日々、全力で練習し、
全力で向き合い、生きました。

そして先日、
再度団体での大会に挑みました。

彼女は不安や恐怖心と、
戦っていました。

また自分は、
ミスをするのではないか…

それでも彼女は挑みました。

大きな舞台に立ち向かいました。

誰よりも人の気持ちに
敏感だからこそ、
逃げられない部分は、
あったのだと思います。

大勢の人が見守る、
緊迫感のある舞台で、
前回の悔しさを晴らすべく、
見事ノーミスでの完璧な
パフォーマンスを披露しました。

そしてなんと、
「金賞」を獲得しました。

もちろん結果は素晴らしいですが、
それだけではありません。

そこに行き着くまでの過程は、
彼女の今後の人生を大きく、
そして輝かしく変えたと思います。

そして彼女は今後、
同じような思いをした友の心に、
手を差し伸べあたたかく包み込む、
そんな「愛」のある豊かな人間に、
成長出来たのではないでしょうか。

今後自分と同じ思いをした友に、
彼女はこう伝えられるでしょう。

「きっと、うまくいく!!!」

私は彼女にこう伝えたいです。
「君のミスで君自身を考えられた」
「君のミスでチームが一体となった」
「君のミスでみんなの意識が変わった」
「君がいたから金賞がとれた」
「君のおかげで喜びが倍増した」
そして心から、
「ありがとう」感謝しています。

クレドNo.6
失敗はありません。
そこには改善してさらに
成長していく機会があります。
わたしたちは、
フォローしあえるチームです。

Go action!人生は楽しい!