クレドカード
アミュー、アミュレ、アティレ、アミューデイズのスタッフが常に携帯しているものがあります。
その名前はクレドカードと言います。
クレドカードには、一般社団法人アミューのミッションやクレドなどが書かれています。
このカードには主体性と自己肯定感を高めるられることが書かれています。
どれも深い内容で、クレドを見る時や、自分の姿勢次第でいろんな解釈ができます。
その大切なものにフォーカス(集中)すればするほど
大きく成長することができ、また大切なことに気づくことができます。
すべてのスタッフが毎日、クレドの理解を深めています。
クレドの解説
全14個のクレドと
解説をご紹介させていただきます。
NO.1
「生まれてきたよかった」
「アミューに出会えてよかった」
そう思っていただけるような行動を起こしていきます
アミュー理念
“生まれてきたよかった誰もがそう思う社会に私たちから”
自律を目指した思いやりの支援の基盤がこのクレドNo.1です
「生まれてこなければよかった」
「生きていても意味がない」と
思いながら生きている人がいます
私たちができることはできていること、やっていること、その人自身を肯定することです
そうすると、少しずつ自信を持て前向きなれます
せっかく生まれてきた命、たった一度の人生
楽しみながら生きてほしいです
NO.2
一人ひとりの出会いを大切にし
一人ひとりを尊重し真心で接します
人に思いやりと敬意を持つことで
安心して働ける職場にしていきます
スタッフ、利用者さん、ご家族、関係機関の方
みなさんに出会えたことに心から感謝しています
感謝の気持ちを忘れず私たちにできることは何か相手のことを思い、行動すること
どんなに小さな子どもでもいつでも、どこでも尊い人として接することで自己を肯定する力が養われるからです
NO.3
人と出会うとき別れるとき
「この人〇〇さんに、たくさんの幸せと豊かさが訪れますように」と心の中で祈ります
祈りの力は偉大です
出会うときの挨拶に祈りを込め
別れるときにも、祈りを込めるとそれだけで
ふわっと気持ちが軽くなったりエネルギーを繋ぐことができます
これはスタセミでも実際におこないましたね!
遠く、会えなくてもその人を想い祈ることで、パワーや癒しを与えられます
そして、自分も周りの人にも勇気付けれる祈りの言葉
「きっとうまくいく」「すべてうまくいっている」
会えてないですが西脇さんとのラインのやりとりにお互いに何度も使いました
すると「いつも、回りをハッピーに出来る貴方は一番幸せ者です。本当にありがとうございます。」とお言葉をいただきました
人のために祈ったり、元気付けたりしていたことが自分に帰ってきたと実感した出来事でした
NO.4
伝えることの目的は伝わること
良かれ悪かれその結果があなたの
コミュニケーションの結果です
話すときも書くときも丁寧さを大切にします
血の繋がっている家族でも受け取り方、理解の仕方は違います
みんな違ってみんないいです!
なので、話す側はどのように伝えたらわかりやすいか理解してもらえるか
また、聞く側もどのようにしたら相手が話しやすいか本質は何を伝えたいのか
全ての人がこのクレドのように、相手を思いやるコミュニケーションがとりあえたら
みんなが生きやすくなり、障害は人ではなく、環境にあるということが証明できます
障害という言葉すらなくなります
コミュニケーションは誤解されるものですが、誤解を解くのもコミュニケーションしかありません
コミュニケーションの質を高めて、人生の質を高め合いましょう
NO.5
自分のすべての感情を受け入れ感じ尽くします
感情を整理できないときは管理者に相談します
感情は悪いものではありません
また、怒りの感情や淋しさ、情けなさも悪いものではありません
今、自分の感情はこれなんだとわかること、認めることが大切です
モヤモヤしている間はその感情と向き合います
自分の力だけで感情を感じ尽くせないとき
出来事に誰かのせいにするとき、良い意味づけができないときは管理者に相談しましょう!
NO.6
失敗はありませんそこには改善して
さらに成長していく機会があります
わたしたちはフォローしあえるチームです
失敗した出来事をフィードバック・改善で成長・成果に繋がります
フィードバックをシェアすることで ① ② ができます!
① 仕組みがつくれます
すでにある仕組みはチェック、改良することで生きた仕組みになります
(仕組みを増やせば良いのではなく、PDCAのサイクルを回し生きた仕組み、いきいきしたパワーある仕組み(自分たちがやりやすい役に立つ仕組み)を作りましょう
② まだ経験していない職員もアミューの価値観の支援、自己肯定感支援ができます
一般の福祉事業所でおこなう支援とアミューの自己肯定感支援は違います
先輩職員がおこなった失敗、フィードバック、改善はアミューの宝です
これらを取り入れること、クレドをどのように自分に浸透させるかが自己肯定感支援の近道です
そして、失敗の出来事に注意を受けることもあります
それは利用者さんの人生の一部をお預かりしているので、必死のパッチです!
一生懸命流れるように1日を終えるのではなく
大切な1日を有意義な1日にしていただくためです
注意をうけても自分の失敗がアミューの宝
誰かのためになっていると思ってフィードバックをどんどんおこなっていきましょう
NO.7
幸せにつながる意味づけをすることにより
幸せにつながる行動を起こします
私は良い意味づけができるようになりとても生きやすくなりました
出来事を起こしているのは自分だという考え方です
乗り越えてほしいこと取り組むべきことを自分のために考えます
幸せにつながる意味づけはトレーニングです!!
なんでこの出来事が起こったのか、自分へのメッセージは何なのか
考えろぅ考えろぅ考えろーーーぅっと、考えて
幸せにつながる意味づけにフォーカスします
するときっとすべてうまくいっていると確信できます (^^)
NO.8
わたしたちは自分以外の内面を投影しています
目の前に起きた出来事を自分事として受け止め
自分自身の成長につなげます
目の前の出来事、すべて自分が起こしている考え方です
これは最初つらいですね 理解できていたらもっと
でも、自分へのメッセージ
自分の今の目標を乗り越えてほしくて、自分自身が出している課題見えているものすべて
アミューの中でも、フラの中でも自分事として聞いている人は早く成長します
自分自身の宝になっていくからです
補足ですが、謙虚さと、否定的とは違います
自分のせい、自分を否定する前に「自分を豊かにする」という
捉え方ができたら生きやすく、幸せを感じられますね
アミューのフィードバックシェアもそのためにあります ^_^
誰かの経験も自分の支援と結びつけられたら、よりステップアーップ
NO.9
「Go Action! 人生は楽しい」を実践します
おはようございます!
やってまいりましたこのクレドワクワクしますよね(キラキラ)(キラキラ)(キラキラ)
私たち姉弟妹は、小さい頃から父の仕事を手伝っていました
父が倒れたときは、小学校の登校前にトラックを母が運転し、子どもらが助手を、シャワーして学校へ行き下校してからすぐにまた父の仕事に母と行くという日もありました
中学、高校、就労してからも父の仕事の手伝いは毎日続き常に睡眠時間は短く力仕事をしていました
高校生になってもクラブができるなんてめっちゃ幸せなことやし
アルバイトができる友だちもうらやましかったです
そんな生活の中でも覚えているのはやはり父の仕事のことで「いっせーのーで」と
重たい荷物を力合わせて妹と二人で持ち上げなあかんのに妹が急に母のモノマネをして
「いっせーのー(れ)」と笑わせて荷物がぜんぜん持ち上げれず二人で大笑いしたことや
弟と二人で仕事に行ったときは話に夢中になって毎回必ず道を間違えたり姉、妹の三姉妹で行ったときは2トントラックを奈良や岸和田まで走らせてモノマネ大会や歌合戦をした思い出です
私はどんな状況でも楽しめることが強みなんやと振り返っても思います ^_^
そして、家の仕事を手伝うことは嫌ではなかったんです
自分の成長のためやなぁと、なんとなく小さい頃からわかっていたので親のせいにしたことはありません
ただ、お金もなく、貯金0円で借金のみの20代、30代
楽しみながらも、人生って厳しいなぁと思っていました
ところが、人生を楽しめるのは自分しだいということがわかる出会いがありました
音楽を教えているルナ先生というおじいさん先生です
私がいつも遅刻する友だちに腹が立つと言ったら、その待っている時間はまさよだけのものだよ!
何をしてもいいんだよ、人生は一冊の本やから、たくさん人と出会って、会話して、いろんなところに行って
好きなことをすると、自分が死んだときに分厚い本になるよ!とアドバイスをしてくださいました
みなさんは、今、人生楽しいと思っていますか?
私は今めちゃめちゃ楽しく、当たり前じゃない毎日に感謝しながら過ごしています
みなさんとも出会え、一緒に働いていただき、笑ったり、泣いたり怒ったり、悲しんだり、、、
いろいろありながら、何事も楽しむという目的があれば、このクレドは達成できるのではないでしょうか?
今日もお仕事楽しんでくださいね
PS. アミューの名前の由来は
英語の amusement (おもしろい)
フランス後の amuser (楽しませる) を混ぜた造語です
感謝されるから、やりとげられ
乗り越えるから、仕事も楽しく
やりがい、生きがいになります
それを伝えたくて就労支援を始めました ^_^
NO.10
一つの出来事のゴールを思い描くことからスタートします
そのゴールには何が見え何が聞こえ、どんな気持ちになっているかをイメージします
このクレドで何が重要なのか、それは「目的」を持つことです
何をするにも、何のために?
なぜするの?誰のために?
具体的に目的を持つことでイメージする力を高めます
支援はいく通りもありどれが正しく間違っているかの判断はやはり「目的」です
そして、自己肯定感支援の先には
聴覚、視覚、体感覚を使って鮮明に目的達成している様子をイメージします
脳はリモコンです
私たちがイメージしたチャンネルに変えるものです
今日もすべてうまくいっているん ♪
NO.11
自己肯定感を大切にします
自分の価値観や行動そして存在を肯定します
そして自分を認めたときに感じる感覚を大切にします
アミューの自己肯定感の定義は自分の価値観や考え、言葉、行動、存在を肯定する感覚であり力です
なぜ、自己肯定感を大切にしているのか
それは、自己肯定感が低ければ誰かや何か
できない自分、過去の出来事に責任転嫁し悩み事が増えて生きづらくなります
一方、自己肯定感が高ければ前向きになり悩み事を成長に変える力が身に付き、生きやすくなるからです
私は自分が変われ、スタッフが変わり
メンバーさんたちが変わる場面をたくさん目の当たりにしてきました
もしスタッフさんの中で、自己肯定感難しい 、、、 と思われていたらそれは心にアプローチしています
自己肯定感は、脳にアプローチ
失敗した → 認める → これからどうするか、どうしたらできるかを考えます
それがわからなければ、否定的や反応的な言葉を肯定的な言葉に変えるトレーニングからしてみてください
そして私は、毎朝、今日の自分が、今までの自分よりもキレイ!
今日も人生最高!!と 鏡を見ながら自分に伝えていますこれだけでも自己肯定感アップアップ ⤴️
自己肯定感は簡単です
誰でも今から高めることができます
NO.12
自分自身の強みを最大限に高めます
あなたの強みはなんですか?
必ずありますあなたの強みが
自分を認めることで自己肯定感は高まり、自分を大切にできます
自分を大切にできる人は、他社を思いやり、行動することができます
感謝されると、仕事がやりがいや生きがいになります
生まれてきてよかったと自分の使命に気付くこともできます
自己肯定感を高め合い、思い合える社会をともに創りましょう
とはいえ、弱みはどうしたらいいのでしょうか?
私は人前で話すのが苦手でした
苦手やからしなくていい?
いいえ、私は苦手なことも全部やってみました
自分しかいなかったので、やるしかなかったのです
企業に電話するときはメモに伝えたいことまとめてから電話しましたしパンフレットを持って
事業所の説明をするときも何度も原稿を書いて練習しました
請求作業も要領が良いという強みから何となくできていましたが、後に計算が強みな方との違いがありすぎる ・・・ とわかりました
全部やってみてわかったことは
苦手なことにぶち当たった時、どうやったらできるか考え、工夫したり、練習しました
それでも苦手なことは、それが強みの方に、サポートしてもらったりチームに入っていただきました
話すのが苦手だと言って、話すことをしなかったことをイメージすると
人生の幅を自分で狭くし、今の私はいなかったと思います
出会えなかった方もいたと思うと恐れすら感じます (^◇^;)
出来事すべて成長してほしい自分から、今の自分への gift(プレゼント)
強みを活かして、新しい強みをぜひ発見してくださいね
私たちはチームどないしてもでけへんことはお互いにジョブコーチしあうこともできます!
ええ仕事や (^^)
NO.13
利用者さんの強みを最大限に高められるよう
日々学び進歩・成長する毎日を送ります
脳は同時に二つ以上のことを考えることは苦手です。
だから弱みではなく、強みにフォーカスしてください。
苦手なことは把握し少しのサポートで改善できたことは強みになりサポートに入っても改善できないことは配慮になります。
わたしが知的障害児施設にいた頃、ヒデさんという方に出会いました。
ヒデさんは話をすることも数えることもできない知的障害の重度で自分の衣類を体や指に巻き付けて常にジャンプしている強度行動障害の成人の方でした。
児童たちが支援学校に行っている日中は
園内の作業室でフックボトルの組み立てをしていました。
釘にワッシャー・スポンジをつけるだけの
簡単な作業でしたが、ヒデさんは作業室から園庭に出て、ほとんど作業をしませんでした。
わたしが担当になった時、「作業をできない重度のヒデさん」ではなく、どうしたらできるようになるのかを考えました。
衣類を破って自分の指や体に巻き付けるヒデさん。
でもお風呂の時は綺麗に外すことができるくらい指先が器用!
わたしは、見た目でわかりやすくしたらできるのでは?とお土産でいただいた箱に50マスを作りました。
不器用な私でも5分くらいで簡単にできました。
「こうやって作って、ひとつできたらこのマスに入れてください」とわたしが作りながら見てもらうと、10分ほどで50個仕上がりました。
50個できたら大好きなブランコへ。
30分ほどしてもう一度同じことをしていただきすぐに50個でき、再びブランコへ。
午後も同じようにして年間10個ほどしかできなかったヒデさんが1日に200個できました。
ヒデさんの潜在能力を知りました。
ヒデさんの強みをどう生かせるか、私の初めての就労支援でした。
「みんな違ってみんないい」強みを発見・維持することが私たちの仕事です。
そうすることで利用者さんを認め
利用者さんたちは自己肯定感を高め続けます。
常にできているところにフォーカスして声を掛け、認めてください。
あなたの一声が利用者さんに勇気を与え、作業が楽しくなります。
NO.14
「刺激」→「空間」→「反応」の「空間」がわたしの世界をつくっている
この「空間」を豊かにして主体性を発揮します
自己肯定感を高める・高め続けるために必要なこと、それはこの「空間」によります。
刺激(出来事)→空間(無色透明自分だけのもの)→反応
刺激(出来事)があり、どのように感情を受け止め自分ごととして考えることで、反応が変わります。
主体性が発揮されると、良い意味づけができ、成長につながります。
逆に反応性が高い人は誰かや何か、できない自分、過去の出来事のせいにします。
例えば
「上司に怒られた」→「なんで自分だけ」→「上司の悪口」
「上司に怒られた」→「期待されている」→「方法を改善する」
自分の制限を取っ払い、ポジティブ脳を刺激しましょう♪
脳と心は繋がっている〜♪
良いことがあったら笑顔になる
逆もまた然りで、笑顔になるから良いことがあります!!
クレド動画
クレドを大切にして
わたしたち一般社団法人アミュースタッフは、ずっとクレドを大切にしてきました。
スタッフ一人ひとりには、マイ・ビジョン(マイ・ミッション)があり
ビジョンのタイムライン(予定)もつくっています。
自分の名前にも、良い意味づけをつけて毎日持っています。
クレドNO.13にもあるように、わたしたちは利用者さんの強みを最大限に高められるように
そして、わたしたちが自己実現できるように日々学び、進歩・成長をしています。
ともに学び、成長していきましょう。
そして、あなたの就職のための支援を最大限にサポートしていきます。